【レクルンTIMES 】親の手本や手助けは子どもの自主性を妨げる?
- レクルン
- 2022年1月20日
- 読了時間: 4分
更新日:2022年2月16日
こんにちは!レクルンです。今年もどうぞよろしくお願い致します。
「やってみせ、言って聞かせてさせてみて、ほめてやらねば人は動かじ」という言葉があります。企業の人材育成などで取り上げられることも多いこの言葉、子育てのヒントにもなりそうです。特に初めの「やってみせ」。
子どもの頑張りに対して大人はどこまで手を出していいのでしょうか。
◆ 手本やサポートは子どもの成功イメージに繋がる

◆「できた!」を見せて成功イメージを与える
レクルンでも①まず先生がして②子どもたちにも同じものをさせて③できてもできなくてもほめる、というのが基本的なプロセスです。これは当然「教材をどう使うのか」を示すための順番でもあり、同時に「どこに気をつけてやればうまくいくのか」を見せるためでもあります。そのために、先生はわざと間違ってみたりもします。ここに気をつけてこうやれば「できた!」という体験ができるよ、という成功のイメージを見せることで子どもは自分も同じようにできる、という気持ちでスタートすることができるのです。
◆サポートすることは自主性の妨げにはならない
本人に気づいてほしいという思いから、子どもが苦心しているのを見守ることがあります。これは「親が手を出したら子どものためにならない」という考えでもあり、あてはまる場合も確かにあります。ただ、石に乗り上げた車輪をちょっと押してあげれば進み出すように、行き詰まりをほんの少し手助けしてあげるだけで、子どもはそれ以降を再び自力で取り組むことができます。大人の助けが必ずしも子どもの自主性を妨げるわけではないのです。
◆さりげなく手伝い 手柄は本人に
2歳前後から子どもは自分でする!と主張するようになり、サポートを拒否する素振りを見せることがありますね。手伝ってあげつつ、子どものやる気を傷つけないことも大切にしたいものです。ポイントは「さりげなく手伝う」こと。例えば子どもが間違っているときに「ちがうよ!」と言いながら修正すると、子どもはそこで小さな挫折を感じてしまいます。「こうなんじゃない?」くらいの軽い調子で軌道修正し、最終的にできたときは「すごいね!」と、手伝ったことは一切忘れて(笑)ほめてあげてください。自力で頑張れたんだという記憶を残して終えることで、自信と次へのやる気に繋がります。
●レクルンオリジナル知育教材紹介

乗りもの好きのお子さんに
線路と汽車
450円(税込)
・フェルトに線路と汽車を貼ります。
・乗りもの好きのお子さんには、作る楽
しさも味わえる工作遊びのキットです。
【対象年齢】
・2歳以上
【ワンポイントアドバイス】
・線路がフェルトからはみ出さないように、場所を確かめながら貼り
ましょう。
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【絵本紹介】
『とらたとおおゆき』
作:なかがわ りえこ
雪が降り、とらたはお父さんが作ってくれたそりに乗ってでかけます。
そりには鈴もついていて、りんりんりんといい音です。
その音を聞いて、とらこ、うさきち、くまお、など友達が集まりました。みんなでそり遊びです。
「ひゅー」「びゅんびゅんびゅん」「りんりんりん」いろんな音が情景を引き立てます。そりを知らない子がほとんどですよね。子どもを膝に、そりに乗っているように揺れながら読むと楽しそうです。
1月の親子イベント情報
●“3つの力”を刺激する、新しい読み聞かせ『ブックレク』

絵本を読み、その内容にちなんだ手遊びや工作をすることで、絵本の世界を体感できます!
ブックレクのあとには、子育て相談会を行います。
日時・場所:25日(火)10:00〜11:00 @田島保育園
対象年齢 :1〜3歳
参加費 :無料
※おやこレクプラスは保育園・幼稚園とレクルンが協力して行う、地域の子育てを応援する取組です。
※コロナウィルス感染拡大状況の変化など、やむを得ない事情で開催が休止や延期になる場合がございます。予めご了承ください。
●身近なフシギが、探究心を刺激する『カガクレク』

カガクレクは年少〜年長向けの親子で参加する科学実験レクです。
少しずつ先の予測ができるようになってきたこの時期に、知らない不思議なことに触れることで、子どもの探究心を刺激します。
◆身近に存在する不思議を発見する
◆カガク実験を通して好奇心・探究心を刺激する
◆予測⇒観察⇒検証という論理的思考を身につける
【実験カリキュラム】
1月 ポカポカ “熱”で遊ぼう
・氷溶かし競争
・手のひらで曲がるセロハン
・ぺしゃんこボトル 等
【開催日時】
29日(土)13:40〜14:40
【参加費】
当日¥4,000(税込) 予約¥3,500(税込)
【定員】
5組
【対象年齢】
年少〜年長
※コロナウィルス感染拡大状況の変化など、やむを得ない事情で開催が休止や延期になる場合がございます。予めご了承ください。
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