【レクルンTIMES 】子どもの心に残る「潜在的カリキュラム」とは?
- レクルン
- 2022年8月26日
- 読了時間: 3分
こんにちは!レクルンです。
各ご家庭ごとに子育ての指針があり、それに沿って、関わり方や言葉かけといったしつけの形があることでしょう。教育学では大人が意図的に子どもに教えようとするものを「顕在的カリキュラム」と呼び、反対に親が自然に行っている振る舞いや言葉遣いなどを「潜在的カリキュラム」と呼びます。大人が無意識に近い感覚で行うことほど、子どもの心には深く、長く残るものです。
◆ 大人を見て、感じ取るのが「潜在的カリキュラム」

◆自分を心配し信じてくれているか、に敏感
言葉で多くを表現できない幼児期こそ、子どもは大人の態度に敏感です。特に親に対しては何よりも「自分を心配してくれているか」「自分を信じてくれているか」を感じ取ろうとします。信じるというと難しく思えますが、例えば「痛い」と伝えた時にそれを受け止めて共感してくれるか、だけでも子どもにとっては大切な場面です。どれほど気持ちに寄り添ってもらえたかという実感は子ども自身の自己肯定感にも影響します。
◆言葉を越える、笑顔の効果
どんなに明るく話してくれていても、ママの笑顔がいつもと違う…そう気付いたら子どもは一気に不安になります。笑顔には言葉とは違うコミュニケーションの効果があります。例え子どもとゆっくり関わる時間が少なかったとしてもいつも笑顔を見せてあげることができたなら、子どもの心にはその安心感や優しさが深く記憶されます。
身近な親の笑顔は、子どものやる気や困難を乗り越える気持ちを支える力にもなります。
◆何気ない時間が安心と幸福感を生む
親子でいろんな場所に行ったり様々な経験をするのもステキなことですが、大きくなって家族のことを振り返る時思い出すのは日常の団らん風景であったり、親子で交わした会話の1コマだったりします。そういった毎日の何気ない時間の中に、子どもは安心できる居場所があることの幸せを肌で感じていきます。ただ逆に、こういうリラックスした場こそ親の無意識に触れやすいもの。日頃のしつけと矛盾した言動があると、子どもはそれもしっかり見ています。
とはいえ、親子でありのまま触れ合えることが何よりも大切。時には親の失敗も見せながら、飾らない日常を過ごしたいですね。
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8月の親子イベント情報
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カガクレクは年少〜年長向けの親子で参加する科学実験レクです。
少しずつ先の予測ができるようになってきたこの時期に、知らない不思議なことに触れることで、子どもの探究心を刺激します。
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27日(土)13:40〜14:40
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【定員】
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【対象年齢】
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※コロナウィルス感染拡大状況の変化など、やむを得ない事情で開催が休止や延期になる場合がございます。予めご了承ください。
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